スポーツをやっていると、足首の捻挫はよく見ますね。
昔は、「たかが捻挫やろ?」と言われてました。
捻挫には、Ⅰ〜Ⅲ度の三段階の程度で分かれます。
Ⅰ:靭帯の一部の断裂で、痛みや軽度の腫れがある
Ⅱ:靭帯の部分断裂で、腫れや関節の運動も制限される。
Ⅲ:靭帯の完全断裂で、関節が不安定であり、症状全ての程度が強い。
とされています。なんか難しいですね。
要は、軽く捻って痛みを感じているのなら、靭帯は損傷していますよ。ということ。
伸びた靭帯は、回復に6週間はかかります。
だから、「たかが…」という言葉は、ハマらないですよね。
ちなみに、痛みは1週間程度で引きます。ここが大きな落とし穴です!!
ちなみに、私はⅢ度の捻挫を経験しています。
ものすごく痛いです!ものすごく腫れました!
涙が出るほど痛く、通り越して笑いが込み上げていたのを覚えています。
程度によりますが、固定の期間・仕方大事ですね。
海外の文献を読んだ時に、日本の固定の仕方は、良くないと感じました。
(私は医者ではありませんので、何もいう資格もありませんが)
海外の選手に比べると、圧倒的に再発率が高いんですよね。
確かに!
それが地域のレベルになると、子供の固定の管理さえできておらず、
リハビリさえ満足得られないないままスポーツ復帰。で、再発。
この悪循環は、なかなか変えられないな〜といつも思います。
勿体無い。
だからこそ、重要になるのは「リハビリ」なんですよね。
しかも、理学療法士と一緒に。
捻挫後に、リハビリがちゃんと出来ていたのかは診れば分かります。
気になる方やお子様で気になる方は、ぜひお越しください。
ちなみに、怪我をしたら、必ず整形外科へ行きましょう!
2回目・3回目で行く方をよく診ていましたが、
「関節が緩い」「骨折の跡がある」「剥離骨折したまま」…よくあります。
一例として、
大学生が腰が痛いと来院され、ずっと繰り返してると訴えがありました。
その方は、中学生の時にも私が担当していました。
ただ、痛みがなくなった時点で、リハビリには来なくなっていまいました。
そのことを私は覚えていましたが、その大学生も覚えていました。
結局、足首の緩さが問題となり、何をするにも腰に影響が出ており、
ずっと苦しんでいたと。後悔してました。
確かにリハビリは面倒です。きついこともあります。
ただ、「たかが捻挫」がずっと影響することを知っていてほしいですね。
捻挫は、交通事故のようなもので、防ぐことが難しい!
でも、再発は少しでも防ぎたい!!
長くなりましたが、私の体験と捻挫について、持論を記しました。
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